夏の空き家は傷みが早い——7月にやっておきたい実家の点検リスト
空き家がいちばん傷む季節はいつか、ご存じでしょうか。
冬だと思われがちですが、実は夏です。湿気、雑草、虫、そして夏休みの人の動き。7月から9月にかけて、空き家は一年でいちばん過酷な環境に置かれます。
この記事では、実家が空き家(またはほとんど無人)になっているご家族に向けて、7月のうちにやっておきたい点検と対策をまとめました。
遠方で見に行けない、何から手をつければいいか分からない方へ:ご実家の状況をLINEで送るだけで、いま優先すべきことを一緒に整理します。(相談料・紹介料は0円です)
📱 LINE:365日24時間受付 / ☎ 04-7114-3250(平日9:00〜17:00)
夏に空き家が傷む、4つの理由
① 湿気とカビ——閉め切った家は「蒸し風呂」になる
人が住まない家は窓を開けません。梅雨から夏にかけて、閉め切った室内は湿度が上がりっぱなしになり、畳・押し入れ・北側の部屋からカビが広がります。家具や衣類、思い出の品まで傷めてしまうのが、湿気の怖いところです。
② 雑草と庭木——ひと夏で「手に負えない」に変わる
春に膝丈だった草は、夏のあいだに背丈を超えます。庭木の枝が隣家や道路にはみ出せば、ご近所トラブルの火種にもなります。秋に一度で片付けようとすると、労力も費用も倍以上になりがちです。
③ 虫・小動物——住人がいない家は快適なすみか
蜂の巣、シロアリ、ネズミやハクビシン。夏は繁殖の季節です。特に蜂の巣は、気づかずに近づくと危険なので、点検時にまず確認したい項目です。
④ 防犯——夏休みは空き家が狙われやすい
夏は人の出入りが増える季節。ポストからあふれた郵便物や伸び放題の庭は、「この家は誰も見ていない」というサインになってしまいます。
7月にやっておきたい点検リスト
1回の訪問(1〜2時間)でできる内容です。チェックリストとしてお使いください。
【家の外】
- ポスト・玄関まわりの郵便物やチラシを回収する
- 庭の草刈り・枝の切り戻し(隣家や道路にはみ出す前に)
- 軒下・ベランダ・室外機まわりに蜂の巣がないか確認
- 雨どい・屋根まわりに目視で異常がないか
【家の中】
- すべての部屋の窓を開けて1時間以上換気する
- 各部屋の天井・押し入れ・水回りにカビや雨漏りの跡がないか
- すべての蛇口で通水する(排水トラップの水が蒸発すると、下水のにおいと虫の通り道になります)
- 冷蔵庫や家電のコンセントまわりにほこりが溜まっていないか
【帰る前に】
- 雨戸・窓・玄関の施錠を指差し確認
- 近所の方に一声かけておく(「時々来ますので、何かあればご連絡ください」の一言が、いちばんの防犯になります)
月1回が理想ですが、難しければ夏の間だけでも7月・8月の2回は行けると、傷み方がまったく変わります。
行けないときは、どうする?
遠方にお住まいで夏の点検が難しい場合、選択肢は大きく3つあります。
- 親戚・近所の方に部分的にお願いする——換気と郵便物だけでも効果があります
- 空き家管理サービスを利用する——月数千円程度から、換気・通水・巡回を代行する事業者があります
- 「このまま維持するか」を考え始める——毎夏この負担が続くなら、家の今後(住む・貸す・手放す)を考えるきっかけかもしれません
空き家の放置リスクや管理の基本は、実家が空き家になったら?放置のリスクと管理の基本に詳しくまとめています。
流山市内の空き家であれば、市の窓口は建築住宅課 企画住宅室(04-7150-6088)です(※担当窓口は変わることがあります。近隣市の方は各市役所にご確認ください)。
例えば、こんな相談の流れになります
都内にお住まいの50代・Kさん。流山のご実家が空き家になって初めての夏、というケース。
- LINEで家の外まわりの写真をお送りいただき、優先順位を一緒に整理(このケースでは蜂の巣の確認と草刈りが最優先でした)
- 草刈りと庭木の剪定は、地域の事業者をご案内
- 家の中の換気・通水は、月1回の帰省時にやることリストをお渡しして、Kさんご自身で
- 「秋になる前に手を打てて、気持ちが軽くなった」と
夏を越えるたびに、家は変わる
空き家は「何もしない」と傷みますが、換気・通水・草刈りという基本だけで、傷むスピードは大きく変えられます。この夏、一度だけでもご実家の様子を見に行ってみてください。
📱 LINEで状況を送るだけ。写真を見ながら、いま何を優先すべきか一緒に整理します。
- LINE:365日24時間受付(返信は営業時間内)
- お電話:04-7114-3250(平日9:00〜17:00)
施設に入った親御さんの家をどう管理するかは、親が施設に入ったら、家はどうする?もあわせてどうぞ。